小選挙区、比例代表選挙
自民党が圧勝した今回の選挙ですが、昨日もテレビでやってましたが、死票がとんでもなく多い事がわかります
ちなみに全部比例代表だったとすると
自民 133人 294
公明 57人 31
維新 98人 54
民主 77人 57
みんな 42人 18
共産 29人 8
社民 11人 2
その他 6人 7
党所属個人への投票を党への投票として党割した場合
自民 204人 294
公明 7人 31
維新 55人 54
民主 108人 57
みんな 22人 18
共産 37人 8
社民 3人 2
その他 16人 7
となり、どちらで見ても自公でも190~211で過半数にも満たなくなります
ですが、実際は2/3を持つ勢力と言う結果となった訳です
確かに、小選挙区制度は二大政党になっていれば、いい制度かもしれませんが、日本のように自民党一大政党に対し、その他の政党が次々と生まれ変わるような状態が数十年も続いている国なので、今回の結果を見てもこの選挙制度が本当に正しいかどうかは非常に疑問です
ここらあたりの結果を見て、自民党は信任を得たと言っていない所は正しい判断と言えばその通りです
ですので、2/3の再可決などしたものなら、小選挙区制度に対するマスコミの大批判が起こる事は必死です
マスコミや自民党は他の政党は烏合の集団などと言いますが、この選挙制度だから烏合の集団を作らねばならなくなるのです
参議院では、中選挙区と全国区比例となり、より上記の状況に近くなるため必然的に自民党は今よりも弱くなります
実は、本当の民意は衆議院よりも参議院の方が反映していると解釈する方が正しいのです
今回の結果で、ふんぞり返る自民党の政治家がまた現れるかもしれませんが、自民党に都合のいい選挙制度での結果であると言うことを理解していない政治家なので、よく見ておく必要がありそうです
また、私個人的には、これだけ投票率の低い選挙は非常に問題で、投票をしなかった人に対する所得税増税と言うような事も考える必要があるのかも?と思っています
わからない人は白票を投じれば、その投票数により政党の説明が伝わっていない選挙広報方法に問題があると言う事が明確になります
また、興味を持たない投票権を持つ世代より、興味を持っている子どもの方に投票をしてもらう方が、よほど意味があると思います、なんせ彼らは今作られた借金を背負わねばならない債務者なのです!
ちなみに、我が家でもおじいちゃんおばぁちゃんより中高生の子どもの方が今の社会の問題をよく理解しています・・・(--;)(--;)
私には今の情勢を維持したい自民党が若者など選挙に来てもらわない方がいいとネット運動などを禁止しているように思えて仕方ありませんが、本当に彼らは変わったのでしょうか?