今年の冬は灯油は至上最高値・・・

真野 栄治

2013年11月01日 14:27

飛騨の地区では、冷え込みが徐々に始まり、朝晩はストーブを使う家庭の増えているかと思います

寒くなる田舎では、当然灯油が家計の負担となります

その灯油の値段ですが、今年は至上最高値を記録しそうです


なぜか?

原発停止で原油の輸入量が増えている影響もあります

アベノミクスによる円安の影響もあります

景気対策による物価値上がりの影響もあります

そして、何と言ってもJX、つまりはエネオスの独占的地位による便乗値上げがあるからです


そして、アメリカでは輸出できない燃料が日本は輸出ができると言う訳のわからない制度にも原因があります


昨年の12月、選挙もあって灯油の使用料が増えてきたので燃料メーカーはいっせいに便乗値上げをしました

そこで、商社系が輸入した事により値上げはおちついたのですが、あきらかにエネオスと言う会社は市場の独占率が高くなりすぎています

電気などは国の許可で値上げが決まるのに、

灯油はメーカーのいいなり
ガソリンも軽油もそうです


都会では電車が多く整備されているので、車はレジャーのための贅沢品かもしませんが田舎ではそうは行きません

つまり、田舎は独占的な大企業のいいカモになってしまっているのです


これが、自由市場経済だとするならば、そんなものはくそくらえ!だと私は思いますが皆さんはどう思われますか?

これで、間違いなく地方経済はさらに疲弊することでしょう


アベノミクスは地方の建設業には仕事を与えているようですが、本当にそれで地域が潤うか?は非常に疑問です

『会社が儲からないのに給料上げられるわけねぇだろ!!』


そんな悲鳴があちこちから大きくなって行くのかもしれません・・・(--;)(--;)


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