100年に二度目のショック?

真野 栄治

2014年01月27日 09:41

先週末、アルゼンチン・ペソが暴落した事が話題となっていますが、これは、中国の金融問題が表面化しだしたからのようです。


 中国の信託商品の中に、サブプライムローンのように信用度がほとんどないような金融商品が混ぜられており、その償還が滞っている事が要因と言う事のようです。


 この信用度の低い金融商品の額はどうも48000億ドルらしいので、日本円にして、480兆円と言うからちょっと凄すぎます・・・(--;)(--;)


 皆さんもリーマンショックの起きる数カ月前の3月の事を覚えてみえるでしょうか?

105円以上だったドル円が一気に95円まで急落し、その後値を戻しました。

その後、一気に商品が買われ出し、原油が暴騰しました。

そして、9月にリーマンショックが起きたのです。



 この中国の金融問題がもっと表面化して来ると、リーマン以上のショックが起こると考えるべきでしょう

中国は米国債を持つ最大の国ですから、米国債の換金に走り、ドルが売られる事になります

金がまた暴騰するでしょうが、同じ米国債を持つ日本円がどうなるか?はさっぱりわかりません・・・

中国企業がバタバタと破綻しだすと、中国国内では暴動が起こるでしょう


 中国の人口規模からすると、この時起こる混乱はアラブの春程度では済まされないでしょう


経済活動は停止する事になるので、その影響は当然日本経済にも大打撃を受ける事になるのではないでしょうか?


 多分、政府はこれは想定済みなのかもしれません。

だから、憲法改正、防衛力強化が必要だと言っているのかもしれません。

そして、お金の価値は落ちるから、今のうちに物に変えておけと??


 考えれば、考えるほど、怖くなりますね・・・( ̄_ ̄|||) どよ~ん

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