世界的バブルに突入か?

真野 栄治

2016年01月30日 11:08

昨日、日銀の黒田総裁はマイナス金利を導入

一応、地方銀行に配慮したようですが、都市の大銀行は海外投資か?不動産投資に走るしかない展開で

オリンピック需要でバブル気味の所ですので、さらにバブルが加速する可能性かと思います


 バブルは進んでいる内は、景気はいいが、

ご承知のようにこれが崩壊する時の痛みは長く、深い


 マイナス金利をしているヨーロッパのデンマークでは、住宅ローンを借りると金利を払うのではなくもらえるところが出てきているとか・・・

お金の価値がどんどん下がっていくので、それでも銀行は利があるという構造です


 つまり、ただお金を持っているとどんどんその価値が下がっていく

少しでもものになるように貸す、つまりは借り手が破たんしてくれた方が担保の不動産がいずれ手に入るのでその方が得と言う事


 でも、バブルはネズミ講と同じで、いずれどこかで破たんします

その時に金融機関は大きな痛手をくらうので、立て直しに非常に時間がかかる

バブルの崩壊を経験している世代がまだ社会いるので、昔ほどにはならないと思いますが、危険ゾーンに近づいた事は事実かと・・・



 先日、中国がバブルだと言いましたが、ヨーロッパでもバブル、日本でもバブル、アメリカでもロムニーはバブルだと言っています

つまり、世界の中央銀行がそろってバブルを起こそうとしている事がよくわかります

 みんなでバブルなら恐くないという安心感だと思われますが、それだけ、資本主義も限界に近づいているという事でしょう


この結末がいつ来るのか?これは、さらに先送りされた可能性が高い

黒田総裁も意識している参議院選挙、イギリスのユーロ脱退国民投票、アメリカの大統領選挙

などのイベントの後になるのでしょうか? (-"-)
 

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