QRコード
QRCODE
Sponsored Links
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 5人
プロフィール
真野 栄治
真野 栄治

2018年01月17日

黒田総裁の副作用

 昨今は競馬ばかりのブログですが、久々に経済ネタを(^-^;

世界の中央銀行が緩和からの脱却に向けて動いている中、日本のだけがインフレ目標に達していないからとマイナス金利を続けています

本来、日本のデフレは高齢化が原因ですから、黒田さんが何しようと需要が高まらないのだから、政策目標は決して達成される事はない

だろうと思われます。


 で、この影響がどうなってるいか?と言うと、不動産はバブルと言うよりはバフルが崩壊しつつあり、相続税対策にアパートなんぞに

手を出した人は間違いなく、大きすぎる代償を払わせるだろうと思います

が、いまだにネット上で年利7%とかいう運用勧誘広告があるのは、日本経済の危機と言えるかもしれません・・・


 また、一番影響を受けているのは、皆さんもご承知のように金融機関です

日銀のマイナス金利により、儲ける先がどんどん減り、収入がどんでもない大幅な減少で体力がどんどん削がれています


 近い将来、景気が悪くなってきたら銀行はリスクのある企業に融資する体力はリーマンショック当時より確実にないので

その影響は間違いなく、資金力のない中小企業に現れます

そんな中、政府系金融機関の民営化とかわけのわからない流れもあり、今度の不景気はいままで以上に日本経済はずたずたに

されるのではないでしょうか?


 また、現在日本がマイナス金利でなおかついまだに日銀が札をバラまいてるのにもかかわらず、為替は円安と言うよりはやや円高

と言う状況なので、今度の不景気でアメリカやヨーロッパが金融緩和に戻った時を想像すると、今度の円高不況は前回の比ではないだろう

と言う事が推測されますので、日本経済を支えている大企業の輸出が大打撃をうける事も容易に想像がつきます


 どちらにしても、金融緩和によるインフレ期待はもうあきらめて、緩和から出口戦略に今は向かうべきでしょう


少なくとも、日本は人手不足となっているので、日本では目標にはなってませんがその部分ではアメリカよりも中央銀行は役割を果たした

んですし、紙幣がグローバルで動く以上日本だけ金融緩和しても円を借りて世界で運用する金融資産が増えるだけで、日本国内の影響は

限定的です


 為替は黒田さんが動かしているんじゃなく、AIが動かしているんです

つまり、AIが日本の高齢化がデフレの原因と判断したとしたら、いくら黒田さんが違うと主張してもAIは『黒田は愚かな人間』として

無視続けるという事でしょう

つまり、理論だけで動くコンピューターには言い訳は通用しないという現実を政治家や官僚はまず理解すべきです


 などと私がほざいてもどうしようもなりませんが、銀行の余力がなくなるという事は不景気時に間違いなく、いままで以上の影響を与えます

円安を決めつけ、海外投資に向けている保険や金融証券がどうなるのか?考えるだけで恐ろしくなります・・・(~_~メ)
 



スポンサーリンク
同じカテゴリー(経済情勢)の記事画像
とうとう来た!チャイナショック 第一弾! 
同じカテゴリー(経済情勢)の記事
 世界恐慌に備えよ (2020-03-20 14:36)
 残業規制で日本は大不況に陥る (2018-05-03 11:57)
 ぼちぼち警戒が必要か? (2017-03-10 17:59)
 トランプ騒動 トヨタ編 (2017-01-06 09:30)
 鎮静化した市場 (2016-03-07 17:06)
 世界的バブルに突入か? (2016-01-30 11:08)
Posted by 真野 栄治 at 09:50│Comments(0)経済情勢
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。