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真野 栄治
真野 栄治

2016年03月09日

名古屋市議報酬問題

名古屋市議会議員の報酬を655万増やし、1455万とし、議員定数も7人削減する案を可決した

が、河村市長は反対しているとか・・・


 1455万円と言う報酬は一般市民からすれば高い

と言われればそう通りだと思う

まずは、市議会議員の仕事の資質が一般市民レベルでいいのか?と言う問題と

政治家はボランティアであるべきだという考え方の問題

これについてよく考えるべきではないか?



他の政令都市と比べれば一番安いと言われれば、それはそれで評価するべき

だが、なぜ政令都市だから高いのか?

と問われれば、予算額も大きく、精査に時間と能力を要するからだとなるので

それだけ、きっちり仕事をする能力と実際仕事をしているか?と言う事になるのだろうと思う


 前段の問題は、市民感覚で物事をとらえる必要はあるが、結果として政治は決断をせねばならず、それだけの知恵と交渉能力が

必要であり、それだけの能力があるのならそれだけの報酬を得させるべきだと考えるのが資本主義の原理だろう

 だが、政治家は能力が高いから当選できるという方程式はないので、当選したからには、それだけの仕事をする義務がある事を

忘れてはならない

高い報酬をもらうという事は、逆に考えると兼業政治家は許されない事も意味するととらえるべきで

そうすると、それだけ能力があれば、議員にならなくともそれだけの報酬を受けるだけの仕事が自然とまわってくるので

果たして、政治家と言う選択をするのだろうか?と言うジレンマも起こり、人によってはボランティアの方が責任は軽くなるので

ありがたいと言う人も出てくる


 と言う複雑な問題なので、河村市長の言う市民感覚からはほど遠いなどと言った簡単なものさしで評価する事は

非常に短絡的で、いたずらに市民感情を煽り、政治家不信を増やすだけで何の意味もない

やはり、河村市長は選挙には強くても、政治家としての資質はまったくないと言ういい実例だととらえるべきだと私は思う


 実は問題は、この議決にあるのではなく、市長が諮問機関の報酬審議会への諮問を拒否した事が一番の問題であり

この事の方が問題とされるべきであり、市長が議会軽視と言われても仕方ない行動である

民主主義は法治国家の上に成り立っている


 マスコミもこの市長の行動を問題と報道するべきであり、日本の地方自治体の決定権は法律上市長ではなく、議会の議決にある

と言う基本中の基本の法律を理解していないのがおかしいのである

  
 こういう間違った報道を繰り返し、一般市民をおかしな解釈に誘導し、どんどん日本の政治をダメにしているのは誰か?


よく考えて問題を見ておく必要があると思う



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Posted by 真野 栄治 at 09:45│Comments(0)政治に一言
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