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2012年02月16日

ユーロのいけにえ『ギリシャ』

 ギリシャでは、最低賃金の引き下げや公務員1万5千人の削減などに国民はデモやゼネストに発展している。


 EUはギリシャを本気で助ける気など毛頭ない。
ただ、今はユーロ安を続けないと景気が復活できないので、ギリシャを助けるようなふりをしてはヤッパリダメ!とユーロ安のいいネタにしている雰囲気である

 ただ、ギリシャを見ていて思うのは、ギリシャには自国の政策を自国で決定する権利はもうない・・・

 国民の最低生活保護の権利さえ奪われている
ギリシャの国民がとんなに困窮を味あおうが、法律ではいくら助けなければならないなどと言う事が決まっていても、そんな法律より『借金取りの言いつけ』には何の意味をなさないと言う事である


 ゴールドマンサックスが不正な入れ知恵をしなければ、ギリシャ国民もこんなめに合わなかったのだろうが、当のゴールドマンサックスにおとがめはない・・・
また、その時ゴールマンサックスの入れ知恵に乗った政治家も責任は辞任程度ですまされたのであろうか?(--;)(--;)

 ギリシャ国民はユーロを離脱するべきと言う声が高まっているようだが、そうなると誰もギリシャにはお金は貸さない(多分そうなる)と脅しもあり、政治家たちも板挟みで大変だろうと思う・・・


 私には日本の30年後、50年後を見ているように感じる

資源がない、観光資源はある、借金が多い、高福祉を目指している
今のところの大きな違いは、日本の産業が弱くないと言った所

日本がギリシャにならないためには、観光や社会保障系以外の産業をいかに弱くせず、貿易黒字を維持できるか?
と言う事ではないだろうか?

どうも、今の政治家の中には社会保障を維持するためにどう負担させるか?と言う考えが多く
社会保障を維持するためには、世界に負けない産業づくりの方が重要なのだ
と言う考えが弱い様に感じる

全ては経済活性化であり、それが何とかなれば社会保障も考える余地が出てくるが、経済活性化ができないのなら、社会保障は切り捨てるしか方法はないと感じる

人口が減る日本で内需だけ考えても将来はまったく意味がない

高福祉の財源は輸出で外貨を稼ぐしかない

では、世界に負けない日本産業は維持できるのだろうか?
維持するために少子高齢化で可能なのだろうか?

この答えが出ないかぎり、日本はギリシャになるのだろう・・・(--;)(--;)  
Posted by 真野 栄治 at 12:44Comments(0)経済情勢