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真野 栄治
真野 栄治

2011年08月20日

ヘリコプター・ベンの大罪

 先日、書いたドイツのメルケルは、またユーロ共同債は我々には必要ないと発言・・・(--;)

また、株は下落しています。


 そして、ドルをばらまき続けて来たアメリカのFRBのバーナンキ、通称ヘリコプター・ベンもとうとうギブアップしそうな雰囲気です・・・(--;)

 彼は、デフレを克服できない日本に対し、
『ヘリコプターで、円をばらまけばいい』

 と言った訳ですが、このまま行くとアメリカはデフレになるか?スダグフレーションになるか?
の瀬戸際に来ているようです


『中央銀行がいくら通貨調整をしても景気はよくならない』

と言う事が、歴史的に証明されようとしています
そして、『ヘリコプター・ベンの大罪』と非難が集まるのかもしれません

 そして、ドルでもユーロでも『通貨』は信用できないと言う事で金が暴騰している
(飛騨大鍾乳洞の金は今、盗難された時の3倍ほどの値段でしょうか・・目(;^_^A )


最終的には、『人間の欲望と現実とのゆがみ』が全ての問題の根底だと私は思います



 アメリカは、税金などかけるなど個人の権利の略奪だ!とお金持ちは言い、国の財政が苦しい

ただ、お金持ちはアメリカと言う国のおかげで自分たちが豊かでいられていると言う根底部分を忘れてしまっている
 
 ヨーロッパは、逆に年金、医療が膨大になっており、国の財政が苦しい
そして、緊縮財政こそが大事と不景気にも関わらず増税した為、暴動が起こり
税収はさらに落ち込むと言う状況にある

そして、ドイツが自分に都合のいい『ユーロ』を作った事により
他国間通貨は、政治と一体でないので問題が起こった時、調整機能を失い
ギリシャなどは日本の夕張市よりひどい結果になるかもしれない・・・
何せ、苦しくて、どう頑張っても誰も助けてくれないのだから・・・
そして、最悪の首相『メルケル』


全て、欲望の固まりの人間かその欲望に左右される政治家がこの事態を生んでいる


(ちなみに、リーマンショックの元を作ったサブプライムローンを作ったのもドイツ銀行がからんでいるようでした。)


人類は、戦争以外の方法で『リセット』する事は出来るのでしょうか?

私には、どうも無理な気がしてなりません・・・(--;)(--;)
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Posted by 真野 栄治 at 10:20│Comments(0)経済情勢
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