2012年03月15日
労働生産性の限界と人の仕事
以前、日銀の総裁が経済の活性化は労働生産性の向上によるべきと言う話を書いた
先日、テレビを見ていたら、陶器の工場の様子を放映しており、ほとんどの作業を機械がやっており、日本の技術の凄さに考えさせられた。
昔は一個一個手で書いていた陶器のガラは、今はシリコンではんこを押すだけでできる
凄い労働生産性の向上である
労働生産性の向上は、人件費を削減を達成し、安い商品を提供できるようになり競争力も増す
しかし、その仕事が減った労働者はどこへ行くのだろう?
いままでは、そういう二次産業から三次産業へ、つまりは外食業、宣伝広告、などなどサービス業と言われる産業へ流れた
しかし、その受け入れも当然無限大ではないので飽和してきた
そこで、米英が生み出したのがマネーゲーム産業である
金が金を生むマネーゲーム
このゲーム場を米英は金融業と言うもっともらしい名前を使って作ってきた
これが、サブプラムローンを生み、リーマンブラザースの破綻から世界を一気に不況へ追い込んだ
では、現在はどうだろうか?
まったくこの失敗は生かされておらず、また同じ事を繰り返そうとしている
それが、国家破綻ゲームである
潰れそうな国をみつけては、国債の空売りを仕掛ける今のギリシャの流れである
これに対し、ドイツ、フランスなどは金融取引税をかけてマネーゲーム自体をやりにくくしようとしている訳だが、金融街シティを持つイギリスは反対している
この金融税は世界で同時に行なわれる必要があるが、どうもまだその方向ではなく、日本では議論の台にさえ登っていない
労働生産性の向上が失業者を増やすだけと言う現実がこんな産業を発展させてしまった感がある
政府も日銀も成長産業への助成に力を入れているが、問題は成長産業が雇用を生むか?
と言う事は考えなければならないと思う
先日、テレビを見ていたら、陶器の工場の様子を放映しており、ほとんどの作業を機械がやっており、日本の技術の凄さに考えさせられた。
昔は一個一個手で書いていた陶器のガラは、今はシリコンではんこを押すだけでできる
凄い労働生産性の向上である
労働生産性の向上は、人件費を削減を達成し、安い商品を提供できるようになり競争力も増す
しかし、その仕事が減った労働者はどこへ行くのだろう?
いままでは、そういう二次産業から三次産業へ、つまりは外食業、宣伝広告、などなどサービス業と言われる産業へ流れた
しかし、その受け入れも当然無限大ではないので飽和してきた
そこで、米英が生み出したのがマネーゲーム産業である
金が金を生むマネーゲーム
このゲーム場を米英は金融業と言うもっともらしい名前を使って作ってきた
これが、サブプラムローンを生み、リーマンブラザースの破綻から世界を一気に不況へ追い込んだ
では、現在はどうだろうか?
まったくこの失敗は生かされておらず、また同じ事を繰り返そうとしている
それが、国家破綻ゲームである
潰れそうな国をみつけては、国債の空売りを仕掛ける今のギリシャの流れである
これに対し、ドイツ、フランスなどは金融取引税をかけてマネーゲーム自体をやりにくくしようとしている訳だが、金融街シティを持つイギリスは反対している
この金融税は世界で同時に行なわれる必要があるが、どうもまだその方向ではなく、日本では議論の台にさえ登っていない
労働生産性の向上が失業者を増やすだけと言う現実がこんな産業を発展させてしまった感がある
政府も日銀も成長産業への助成に力を入れているが、問題は成長産業が雇用を生むか?
と言う事は考えなければならないと思う
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Posted by 真野 栄治 at 09:18│Comments(2)
│社会問題
この記事へのコメント
機械化のおかげで多くの人が幸せになったのも事実です。
機械を一生懸命作る技術者の方も働いているのも事実です。
その特殊な機械や特殊な材料、特殊な技術により日本が利益を挙げているのも事実です。
日本の将来のためにも
技術者、研究者、会社を育て、人や特許、技術を保護する必要性があると思います。
次の世代の子供たちのために
地方と都市部との教育格差、情報格差をなくし、育てていくことが重要だと思います。
日本でもバブルはありましたし、かつての歴史から、2007年度の好景気はかなり私も危機感を覚えました。どちらにしても、どの産業も協力して助け合う必要性があると思います。
機械を一生懸命作る技術者の方も働いているのも事実です。
その特殊な機械や特殊な材料、特殊な技術により日本が利益を挙げているのも事実です。
日本の将来のためにも
技術者、研究者、会社を育て、人や特許、技術を保護する必要性があると思います。
次の世代の子供たちのために
地方と都市部との教育格差、情報格差をなくし、育てていくことが重要だと思います。
日本でもバブルはありましたし、かつての歴史から、2007年度の好景気はかなり私も危機感を覚えました。どちらにしても、どの産業も協力して助け合う必要性があると思います。
Posted by にこさん at 2012年03月18日 20:18
勘違いしてもらいたくないのですが、
もちろん、セーフティーネットの整備も重要です。前向きに向上心をもってがんばる人を見殺しにするような世の中ではいけないと思います。
もちろん、セーフティーネットの整備も重要です。前向きに向上心をもってがんばる人を見殺しにするような世の中ではいけないと思います。
Posted by にこさん at 2012年03月18日 20:27
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