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真野 栄治
真野 栄治

2013年11月13日

小泉元総理の発言騒ぎ・・・

新聞やテレビは小泉元総理が

『原発廃止に向けて政治家は動くべきだ』

と発言した事が取りだたされています



原発廃止に向けるべきかどうか?は別としまして、では、彼が今、総理だったらそう言っただろうか?

と考えると多分、安倍さんと同じ行動をとっていただろう・・・と私は思います



 原発廃止は、アメリカさんのおつきあいの問題もありますから、あれだけアメリカ被れの小泉氏が総理では言えなかっただろう事は容易に想像がつきます


 そして、原発の将来の技術はどうなって行くのかもわからず、火力資源がまったく世界になくなった時にどうするのか?と言う点から言うと、再生可能エネルギーは自然の頼る分、安定供給はまず不可能となるだろうと推測が出来ます


 では、電気がなくて産業が成り立つのか?と言う点まで問題が及び、
『とりあえず、電気がない時はみんな我慢して生活しましょう』
ってな話しも国民の合意が必要となるかもしれません


 つまり、原発廃止派にとってはとってもありがたい政治家となるでしょうが、国民の生活を守ると言う視点から言うと、そうそう簡単に出来る発言ではないのです



 ですので、小泉さんは今はただの元政治家だから言える事で、現役政治家が言うのは簡単な事ではないと言う事だと思います



 そんな目で彼の発言を冷静に見るべきではないでしょうか?


 山本太朗氏も原発をなくしたいと言う気持ちはわかりますが、

『子どもたちが大変な危険な環境にある』

なんて発言されたら、北関東や東北の人々がどれだけの風評被害を受けるのか?とは、あまり深く考えていないようです

 こういう事は水面下で根回しをしながら進めると言う事も政治家には必要な能力なのですが、ただ、劇場型政治でポピュリズムを誘導すればいいとなると、様々な問題も浮き出て来るので、その点はもう少し考えてほしいと思います



 


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Posted by 真野 栄治 at 11:51│Comments(0)社会問題
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