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真野 栄治
真野 栄治

2013年11月15日

仮想通貨と金融政策

最近、ネット上の仮想通貨ビットコイン(Bitcoin)というのをよく目にする

なんだ!それ?

Bitcoin(ビットコイン)は2009年に作られた電子マネーである。中本哲史(サトシ・ナカモト)という正体不明の人物による論文に基づいている[1]。

Bitcoinは極めて低いコストでの決済(およびマイクロペイメント)を権力機関や発行者無しで平均10分程度の待機によって可能にする。ノードから別のノードへの貨幣の移動は電子署名された取引で行われ、P2Pネットワーク内の全てのノードにブロードキャストされる。初期の通貨流通や、二重支払いの検知のためproof of workシステムが用いられている。

と言うのがウィキペディキアの説明であるが・・・


別の記事で

映画『ソーシャル・ネットワーク』の中で、フェイスブック創業期に「ザッカーバーグは俺たちからアイデアを盗んだ!」として係争を起こし、愚弄嘲笑されたウインクルボス兄第が、ニューヨーク・タイムズのディールブックが主催するカンファレンスで、CNBCのアンディー・ソーキンからインタビューされました。

上の動画の中で、ウインクルボス兄第は「少なく見積もっても、ビットコインの時価総額は4000億ドルになる」と語っています。それは現在のビットコイン価格が100倍になるという意味です


と、こんな話しが出ています


これは、このまま放置するとサブプライローンと同じで、金融危機を招くような状況に陥るような制度です

価値がないものにダマシで信頼を得、価値のあるものにしてしまうと言うバブル制作行為でしょう


ですが、以外と問題視されずにいるように思います


そこで、各国がやっている金融緩和と言うものが景気を助けたり、雇用を生むと言う考え方を結びつけると非常におかしな話しに思えてきます


ビットコインのようなものが世界中で流通するようになると、中央銀行の管理しようとしている各国のお金の価値と言うものが、腰抜けになります

お金の流通量で雇用や産業を活性化させようと考えているのに、どこかから勝手にお金が湧いてくるのですから効果はかなり薄れていきます


日本にも支払手形と言う私的には非常のおかしい制度が野放しにされていますが、支払手形を融通しあい続けると資本金の増みたいな事が出来たりしますし、少なくもと市場で資金調達が出来る上場企業が支払手形で支払えると言う制度自体非常におかしいと思います

つまり、支払手形によりお金の流通量が変わると言う事もあるのです


当然、クレジットカードの普及も決済期間の間は信用だけで動いているので、世界の1億人の人が一カ月後支払いで1万円の買い物をすれば、1兆円のお金がないのに買い物が行なわれたと言う事になります

為替取引などのレバレッジも同様です


などなどいろいろ考えると金融緩和は昔と同じ論法では同じ効果は得られないと言う事でしょう

そして、いろいろな金融サービスがひとつ間違えるとリーマンショックがまた起きると考えるべきでしょう


日本の電債もそうですが、世界の金融サービスは正直言って完全におかしな方向に進んでいます

これでは、健全な経済活動など馬鹿らしくてやってられないと言う事になってしまうかもしれませんね・・・(--;)(--;)

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Posted by 真野 栄治 at 09:38│Comments(0)社会問題
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