2014年08月27日
農業政策に思う・・・

トマトの収穫も真っ盛りで、今年は夏の長雨ということで長年トマトを生産してみえる方も
『今年は難しい・・・』 『こんな年は初めてだ・・・』
と言う気候のようです
私も夏雨によるカビ対策で大忙しで、ブロクの更新も滞り申し訳ごさいませんm(__)m
で、最近の政府は『農業の生産性の向上』とか、『儲かる農業への政策』
などと言っていますが、今年農業を経験してみて考えるに、はっきり言ってJA全中などの意見なんぞ聞いても全然意味はなく
まずは、農産物が工業製品に比べて労働対価があまりにも低すぎる、つまりは安すぎているのに消費者やスーパーなどがその事に対して
まったく関心が薄く、マスコミなども安いのが善とばかりの報道が多すぎるということでしょう
かと言って、では単価を上げれはいいのか?
と言っても、野菜など農作物を買って食べなくても、インスタント食品などで食生活を過ごすことも可能で、最近ではコロンビアなどから翌翌日には市場に到着することを考えると、自由貿易がどんどん進んでいる以上
全農家が儲かるなどと言う現実はほぼ難しく
ただ単に勝ち組農家の裏には負け組農家が発生し、その勝ち組農家に大企業などが加担してくると、日本の寡占化はさらに進むと思われ非常に難しい問題だと思います
政府などは企業がやれば生産性が上がるなどと大きな勘違いをしているようですが、今の勝ち組の大企業のほとんどが規制の上の利権で成り立っており、そして、グループ企業などで売上を持ち合う、いわゆる国ではなく、グループ企業内での鎖国化で利益を確保している、という現実をよく理解していなければならないと思います
経済は安定するかもしれませんが、これでは、企業の新陳代謝が進まず、経済成長は鎖国内だけで行われてしまい、利権と政治が結びつきいずれ大問題に発展することは容易に想像がつきます
やはり、社会保障をもっと低減して行く ことしか日本の経済を支える方法はないのではないでしょう?
Posted by 真野 栄治 at 15:33│Comments(0)
│政治に一言
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