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真野 栄治
真野 栄治

2016年09月28日

政務調査費の私用問題

あの泣き虫県議会議員の騒動で、当然、全国で地方自治体の議員は政務調査費の私用流用などなくなってしまっただろう

と思っていたら、まだまだアホな地方議員は存在していたようです・・・(-_-)(-_-)

富山の市議会議員の10名が辞職するとか・・・(-_-)(-_-)

また、ある議員にいたっては、

議員年金がなくなったから、将来不安で住宅改修ローンがのしかかり、思わず・・・

と訳のわからない言い訳をしたとか・・・(-_-)(-_-)


あり得ません

議員年金がなくなった議員報酬の手取りは年100万くらいは増えたはずです

それに、その時にかなりの額が本人に還付されたはずです

議員年金はなくても、国民年金は残ります



 問題は、議員の資質ですが、これだけしょっちゅう政治家の不祥事で、議員がたたかれていると

さらに議員のなり手が少なくなり、逆にモラルのない、資質のない立候補者が当選すると言う傾向が強まり

悪循環が続くと思われます



 私は以前、議員定数削減の議論でいろいろ整理して考えてみましたが

マズローの欲求の法則が参考になると考えています

欲求の法則とは、生理的欲求、安全欲求、社会的欲求、承認欲求、自己実現と団塊がある訳ですが

議員の資質は最低でも承認欲求、他者から価値ある存在と認められたい、

できれば、自己実現欲求、自分の能力を発揮して創造的活動をしたい

と言う段階が必要だと思いますが、金銭的欲求でえ満たされていない人が、政治家は儲かりそうだと安易に考える人が

なってしまうのが実態ではないかと思います


 議員報酬が高くないと議員の生活が保証されないとか、レベルが下がるとか言う方もいますが

報酬が低ければ、もしくは無報酬ならば欲求の法則から考えれば、自己実現欲求以外の人が立候補する事は考えらない

と思いますが、どうでしょう?


 では、議員はどうやって生活するんだ?とか

お金持ちじゃないと政治家になれないじゃないか!と言う話が出てきますので

当然、問題は出ます


 ですが、こういう状況の中で、政治家の不祥事が起こっている

と言う実態だと国民もよくよく理解しておくべきです



 つまり、制度が完全じゃないから、資質のない人が議員になり得るのです

民主主義は完全な制度ではないのです

民主主義とは過去の人々が考えぬいた結果生まれた、人々が最も妥協しやすい制度に過ぎないのです


 と言う話くらいは、政治家に立候補しようとする方や現役の方は理解していて欲しいですが・・・

実際は無理だわなぁ~~~ ヽ(´へ`)/


 

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Posted by 真野 栄治 at 11:32│Comments(0)社会問題
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