赤影HDの社長ブログ

　政府は、年金抜本改革案の年金などの試算を公表しない事を決めた。

これに野党が反発している


　以前から書いているが、この試算は多分、国民に絶望感を与えるものだと推測している。


将来は消費税が１７％は必要と言う話は出ているが、多分、人口が減少し、高齢者と労働者が肩車の状態になった時は、１７％どころか５０％とか言う話になるだろうと考えられる

単純に考えればそういう話だから、試算を出せば、ボロが出てくるから出せないし、本当の事実を出せば絶望感と年金に対する不信が増大するので出せないと言った所だろう・・・(--;)(--;)


まぁ、目先は方法論としては消費税増税と言う方法しかない

なぜなら、今さら、この段階で
『どう考えても持続不可能だから、年金制度はリセットします』
などと言ったら大変な事が起こる

年金は国内外の株式、国債などで運用されているから、これが一気に売られる事になる

世界のおいて、日本マネーは莫大であり、まさに
『ジャパンショック』
となるであろう

国債が売られると国債価格が下がるので、日本国内の銀行バランスシートを直撃し、貸し渋りのもととなり、景気にも大きく影響する

つまり、年金をリセットするためには一時的にせよ、それを埋めるだけの金が必要となり、日銀が買えばまさしくスーパーインフレとなる


まぁ、スーパーインフレになれば日本の借金も事実上減るので、荒療治と言えばそうとも言えるが・・・(;^_^A

どちらにしても、いずれ、『高福祉高負担が人口の減る日本では不可能である』
と言う議論がテレビで延々と流れる日がいずれ来ると思うが、その時、自分はどうするか？
を準備しておく必要があるでしょう・・・