赤影HDの社長ブログ

　政府は、公務員数削減のために新規採用を大幅に削減すると発表した。

一般企業ならいざ知らず、国家公務員の新規採用削減はまったく持って日本の将来を考えていないのではないか？

と感じる

だいたい、民主党は社会保障を維持しようとしているのに公務員削減は本来矛盾した話ではないか？と私は思う

社会保障を維持するには、民間への補助金やら医療費、介護費の算定など多くの事務量を必要とするから、大きな政府を意味する

小さい政府を目指すのなら、様々なサービスを国ではやらないと言う方向性を出さなければならないのに、まったく矛盾している


１００歩譲って、少ない公務員数で出来ると言うのなら、若者の新規採用削減ではなく進めるべきである

このやり方は、人口が増えて困るからお腹にいる子供を強制的に人工中絶させるようなものである


特に今の大学生の多数が公務員志望をしていると言う環境からしても、ひどい政策である


まぁ、現役世代の首を切れないと言う事もわからないでもないし、高齢の職員の天下だりをなくしたいからと言う理由もわからないでもないが、若者の就職先が多くないこの時期にやるバカ政治家の気がしれない

若者の就職先を減らしながら、
・国民年金料は払え！
・消費税は払え！
・将来の社会保障は君たちに一人で一人を支えてもらう

こんなバカな理屈があるか！！！


日本に限らず、世界でも若者の失業率は高い

まさに既得権益を大人は若者に譲ろうとしていない実態だと思う

これでは、経済が活性化するわけなどない・・・