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真野 栄治
真野 栄治

2014年02月03日

橋下市長辞職騒動

橋下市長が大阪都構想を2015年4月から始動する事が先のばしになりそうな事から辞職して出直し選挙にうって出るとか・・・


 まぁ、気持ちはわからないでもないが、辞職選挙はあまり効果がないでしょう・・・

正直、相手は候補者を出さない可能性も十分ありますから、論争にすらならない可能性があります


東国原氏が辞任したのと同じ雰囲気で、政治とは民主主義と言いつつ、『妥協の産物』である事は理解しつつ、
忍耐と根回しと地ならしが必要なのです


市長や知事と言う一人のリーダーで進める首長はとかく一人で決めて何でも出来ると思いがちで、議会でも多数派さえとれば何とかなると思いがちでしょうが、いくら議会の数で多くても、『筋が通った理論』『議会をまとめられる人材』が欠けると議案はとおりません


ここらあたりは、法律家と言う一人で何でも出来る職業の人では理解しがたい事が起きているのだと思いますが、今回の騒動は得策であるとは私は思えません・・・(--;)(--;)


 また、共産党あたりが都構想をあきらめべきだ!と発言が出ているようで、これはある意味うさん臭さを感じさせるもので、私は細かい論点を理解していませんが、もう少し方針を精査するべきだと思います


基本、共産党は庶民の味方といいつつ、公務員に味方する言う何ともおもしろい立ち位置を取る政党ですので、彼らが構想を反対している事はある意味公務員制度改革の方針は正しいと言う裏返しでもありますので、それをうまく前面で議論できれば前は開けてくるとも取れ、ここでの辞職はタイミングとしてもあまり良くないのかと・・・


どちらにしても、今、日本は自民党に対抗できる二つ目の政党が必要とされている事は事実であり、今回の騒動はその国民の期待を失望に変えてしまう事にもなり得るので、もう少し慎重に考えてほしいと考えるのは私だけでしょうか?

(;^_^A
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Posted by 真野 栄治 at 09:20│Comments(0)政治に一言
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