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真野 栄治
真野 栄治

2014年12月01日

アベノミクスを支持するのか?しないのか?

明日、衆議院選挙が公示となります。

安倍総理はアベノミクスを支持するのか?を問う選挙と言いますが、アベノミクスの三本の矢である

1.大胆な金融政策
2.機動的な財政政策
3.民間投資を喚起する成長戦略

の1.2はスタートしていますが、3は旗を上げただけで具体的な工程もあいまいなものが多い状態で賛否を問うと言うのは、いかにも無理があります


一説には、新たな人事をする大臣に次から次へと出てくる不祥事に頭が来て、自民党の政治家を一新したいという思いもあったとか・・・

またまた、消費税を10%への増税を財務官僚が自民党議員に対し、根回し、つまりは『おたくの地元のこの事業に予算をつけますから、消費税増税にはぜひともご尽力ください』と伝わりすぎているため、消費増税を延期すると自民党自体が安倍政権の抵抗勢力となる

と言った理由もあるのでは?と取りだたされていますが、どちらも根も葉もない話ではないでしょう


それでは、一般の方には理解しにくいアベノミクスについてわかりやすく検証してみたいと思います


1.大胆な金融政策

これは、日銀の金融緩和による円安誘導、低金利化、インフレ目標などですが、わかりやすく言うと借金をなるべくしやすく、返しやすくしようという政策で株価が上昇している効果は出ていると思います

ですが、円高は悪、円安は良だけではないので、円安による悪影響も出ており、実際、日銀は貸出は増やしているが、銀行から預かる預金も並行して増えており、日本国内で流通しているお金は対して増えていないという実態はほとんど報道されていないのが何とも異様です

この政策は、劇薬でもあるので最悪の場合、将来の日本に対し莫大な損失をもたらす可能性もあるので、現段階で賛成かどうかを問うなどと言うのは経済学者でも賛否両論ある中で、国民に判断させるのはいかにも無謀な話です


2.機動的な財政政策

これは、大規模な公共投資(国土強靱化)と日本銀行の買いオペレーションを通じた建設国債の買い入れ・長期保有です

国土強靱化は借金を伴い、国民に仕事を作る行為ですので、永遠と続けることは不可能です

これは、将来の仕事の先取りも意味し、将来の働く納税日本国民が減るという状況の中で

しかも、利用する国民が減る中でこれだけの公共工事が本当に必要なのか?と言われると私はノーだと思います

そして、後者はその借金を日銀に買わせ続けるという意味ですので、いずれかどこかの段階で日本の紙幣が紙切れになる可能性を高くして行きます

お金が紙切れになって困るのはお金持ちですので、その位の荒療治をしてもいいと考えるのは一般国民であっても、いわゆる有識者と言われる人々のほとんどがお金もちですので、いずれ民意により止められる日も遠くないでしょう



3.民間投資を喚起する成長戦略

これが、あいまいで看板だけであり、これに賛否を問うというのはいかにもバカげた論争だと思います

例えば、世界に勝てる若者と言いますが、世界に通用しない教師がいくら教えても若者はそうそう世界には勝てないのではないでしょうか?
いくら通じない筆記英語を教えても、生徒はしゃべれません・・・

外務官僚でさえ、正しい英語が使えない人もいると言うのに、もっと日本の教育の問題点を精査して文部科学省も教育現場も改革するプログラムぐらいはせめて作ってから賛否を問うて欲しい

女性が輝く日本と言うが、企業の役員や政府官僚を強制的に女性を活用しなさいと言っただけで女性輝くのでしょうか?
管理職にまでなりたいと希望する女性がそれほど多いのでしょうか?
私には、女性票を取り込みたいと言う下心にしか思えません・・・

「健康長寿社会」から創造される成長産業

これは、医療と言う産業を成長産業ととらえ、また健康促進を進めるという意味だろうと思いますが、健康促進は医療費削減と言う効果からも言いことだと思いますが、医療は健康保険で支えられている以上、今の日本の高齢化社会である以上、借金で産業を支えている事実からは逃れられません
しかも、公共工事は将来の日本国民に不必要なものかもしれないが、多少資産を残すのですが、この医療による借金は医療従事者の所得にはなっても将来の日本国民には残れば技術ぐらいでその割の借金の代償がいかにも大きすぎると私は思います


つまり、アベノミクスは本来この時代に将来に向けてしっかりと議論すべきところを議論せず、一時的な政策に頼り過ぎていると私は思います

解散するのなら、もっと、日本国民に心底考えさせる社会保障の現在の負担と将来の破綻、国民の減少は経済の縮小を意味し、資源の重要性からも憲法の改正が必要!と言った議論を巻き起こすべき解散をして欲しかったと思います

こんな国民においしいことしか見せない思わせない政治はもういいかげんに辞めてほしい、もっと、日本の子子孫孫のことを考えるべきが本当の政治であろうと私は思います・・・
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Posted by 真野 栄治 at 11:01│Comments(0)政治に一言
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