赤影HDの社長ブログ

  

　日本ではベンチャーが進まない、育たないと言われます

なぜなら、いまだに日本社会は頭の堅い老人に支配されているからです

また、外国では新しい企業に対し、投資してくれたり、投資してもらえるよう環境を整える投資銀行がありますが、日本ではその機能はまったくと言って機能していません

逆に銀行などはそういったベンチャーに対しての融資は非常に厳しいという実態もその原因のひとつです


アメリカの大学生の入りたい企業は
１． グーグル
２． マッキンゼー
３． アップル
４． ゴールドマン・サックス
５． ボストン・コンサルティング
６． ベイン
７． フェイスブック
８． アマゾン・ドットコム
９． JPモルガン
１０． ナイキ
１１． ウォルト・ディズニー
１２． デロイト
１３． ブラックストーン・グループ
１４． ジョンソン＆ジョンソン
１５． モルガン・スタンレー
１６． IDEO
１７． ゼネラル・エレクトリック
１８． マイクロソフト
１９． プロクター＆ギャンブル
２０． BMW

だそうです

グーグルやフェイスブックはベンチャーの中でも大きく成功した例ですが、いわゆるネットと言う手段の中で昔の新聞や雑誌の広告と言う分野の儲けを盗む事に成功しました

ゴールドマンサックス、ＪＰモルガン、モルガンスタンレーなどは投資銀行と呼ばれるもので、マネーゲームで儲けています

アメリカでも生産業は中国などにまったく太刀打ちできないというのが現状で、これらの企業に入るためには高い大学の学費を払う必要があり、富裕層は常に勝ち組、一般世帯は常に負け組と言う現実は日に日に強くなっています

日本でも、コンビニやイオンなどは昔の商店街の儲けをぶんどってしまったに過ぎないのです


日本はいまだものづくりの国だなどと言っている人々がいますが、ものづくりは人件費競争が厳しすぎる状況となっており、中国など安い人件費にあわせければならず、日本は次なる新規産業に目を向けなければならないのに、いまだ昔の考えのまま仕事をしようとしているので少しもよくならないのです

とくに、日本は補助金づけで生産性を悪化させても、それにあぐらをかいている産業があります

また、厳しすぎる法律も産業を伸ばせない大きな足かせですが、ほとんどの政治家はこれにまったく気付いておらず、小泉政権のあとから『規制緩和＝悪』的な考えが根付いているというのが実態かと思います


少し話がずれましたが、現状から言って日本の産業が活性化し、新規産業がどんどん出て来るのは環境的にかなり難しいのが本当の所だと思います

なぜなら、日本は世界でもっとも長寿国だからです

いまだ７０前後の政治家や大会社の社長さんがぞろぞろいる中で新しい産業など潰れてしまうのが実態です

ライブドアーのホリエモンがいい例かもしれません
あんなのは、アメリカでは当たり前の事です
インサイダー取引なんて、証券業界では日常茶飯事です

『出る杭は打たれる』のが日本です

しかし、新規産業は日本には必ず必要です

『新規産業とは人の儲けを盗む事』

これを頭に入れておく必要があります・・・