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真野 栄治
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2011年06月04日

金融政策と雇用政策

 アメリカでは、金融政策で雇用対策ができると考えている節がある。

日本の中央銀行には、完全雇用を目指すと言う考えはないが、アメリカのFRBでは完全雇用を目指すと言う目的が課せられている。


さて?

金融政策で完全雇用などと言う事が実現できるのだろうか?
(~ヘ~;)ウーン

私は、多少なりの効果は期待出来ても、不可能だろうと思う。

つまり、銀行から借りるお金が増えたり、金利が安くなったら単純に人を余分に雇用するか?
もしくは、お金がたくさん流通する事による事だけで景気がよくなるか?
と言う事には、人間心理が大きく左右するため、簡単には行かないだろうと言う事です。

また、金融政策でお金をばらまく事によりインフレ、つまりは物価が上がり消費を控えざるを得ないと言う原理も働くからです。
実は、インフレとはお金の価値が下がる事を意味しますので、一番困るのはお金持ちです。
ですが、世の中良く出来ていて、お金持ちはいろいろ考えて、自国通貨ではないものに変えたり、金に変えたりしてその価値の値下がりをくい止めようとする。
結果、そんな事が出来ないお金のない人はその物価高の煽りを喰い、生活がもっと苦しくなる。

にも関わらず、アメリカのFRBは自国国民のためだけにドルをばらまいている
世界の基軸通貨である事は、彼らにとってはどうでも良くなって来ているようだ・・・(--;)

私は、チュニジアを発端にエジプト、リビアに発展した暴動の原因は、先進諸国の金利政策による結果だと考えています。
リーマンブラザーズなどのマネーゲームのつけを彼らに廻した結果が地域紛争です・・・(--;)


では、今から日本はどうなるのか?

世界にはいろいろな考えの国々があります。

アメリカは仕事がない事を一番恐れている
ヨーロッパは物価が暴騰する事を一番恐れている

日本は?

私は、日本人が一番恐れている事は、自分が何か大きな決断をして、その結果が悪い結果になる事、特にマスコミに叩かれる事を一番恐れている

と思います。

今後、日本の経済は勝ち組と負け組の差がどんどん増えて行きます。

それを格差だなどと言う考えで政治で変えようなどと考えるのはやめた方がいい

どうしたら、自分は勝ち組になれるのか?

それを考えて努力した人だけに道が開かれると言う時代だと思います


もう二度と日本人全員が潤う時代など絶対に来ません!



こんな事を政治家は思っていても言えない。
なぜなら、こんな事を言ったものなら、政治家はすぐマスコミに叩かれ、人気を失い、次の選挙では勝てなくなるからです。(--;)


日銀も『労働生産性を上げる事がデフレ脱却には必要』『国債を買ったら強烈なインフレが起こる』などと言っているようでは、とてもデフレなど脱却できない気がしています・・・(--;)

デフレで一番喜んでいるのは、実は貯金を溜め込んでいる大金持ちです


日本では誰が優遇され、誰が損をしているのか?
よーく考えれば、日本のよくならない原因がわかるような気がしています・・・(--;)(--;)  
Posted by 真野 栄治 at 11:11Comments(0)経済情勢