赤影HDの社長ブログ

  

　先週、憲法記念日と言う事もあってマスコミは憲法改正賛成派、反対派の集会などを放映していた。

ちょっと気になったのが、反対派集会で

『平和憲法があったからこそ、日本は平和でやって来れた』

と言う考えである



　少し、考えてみよう

『平和憲法があったから日本は他国に戦争を仕掛けることはなかった』
これは、確かにそうであろう


が、
『平和憲法があったから日本は他国からも戦争を仕掛けられることはなかった』
と解釈するのは、まったく違うのではなかろうか？

それは、日米安保があったからであり、日本に米軍基地があったからである


つまり、平和憲法が日本の平和を守ったくれたと言うのは、論法としてはまったく間違っていると感じたのは私だけだろうか？

そして、今アメリカは巨額の財政赤字を立て直すために軍事費を減らさなければならない場面に直面しており、やはり、日本の憲法改正は世界の世情を鑑みれば遅すぎると言っても過言ではないのではないだろうか？


例のごとく、アサヒ系のテレビは
『９６条の改正の後ろに９条の改正が透けて見える』

と言うが、最終的に決めるのは国民の過半数であり、そここそが民主主義の基本ではないか？

第一、最初の９６条の改正には必然と国会議員の２／３の賛成が必要となり、その後の改正提案に過半数が適用されるのであり、この２／３と言う高いハードルは一度はクリアしなければならないのである


この段階で９６条の後ろに９条の改正があると『政治家が戦争をしたいがために・・・』的な論法で報道するのは、国民の正しい判断をねじ曲げる行動と言ってもいいのではないだろうか？


今の日本人の中で『日本国土を外国からの侵略から守る必要がある』と考える日本人はいるだろうが、『海外へ侵略をするべきである』などと考える日本人はほとんどいないだろう


そんな中、いくらヒットラーが現れようとも侵略戦争などを日本国民が許すわけがない！


皆さんもそう思いませんか？


にも、関わらず

『政治家は国民をだまそうとしています！』

と国民を誘導する事は正しい行動だろうか？


アサヒってる連中は正しい事実を報道すべきが自らの仕事であり、判断すべきは国民であると言う事をもう一度考えてほしいものである・・・