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真野 栄治
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2013年05月22日

日本の明るい雰囲気

 最近、総会続きでいろいろな人と会う事が多いですが、総じて言える事は

・景気がよくなるだろうと考える人が多い事
・デフレが脱却出来るだろう=収入が上がるだろうと考えている人が多い事
・人出不足感が出始めている事

です


 そして、街を見回すと高級車をよく見かけるようになった事


 日本の最近の不況の大きな一因である『悲観論』がなくなって来たと言う事はよい効果をもたらす事だと思います


 ですが、何度も書きますがこのアベノミクスは短期的効果はありますが、三本目の矢の効果がもっとも重要で、これが短期か長期かを決定付けます

 そして、悪いケースの結果として小泉景気の時のように株価などに依存する金融系、上場企業などの多い都市では行き渡りますが、低所得者層、地方に行き渡る可能性は高くありません

従って、

『この好景気をいかに取りに行くか?』

に成功したものしか、本当のアベノミクスの恩恵は得られないと考えるべきで

『誰もが待っていれば恩恵を受けられる景気』

ではありません


と言うか、すでにアベノミクスは株価などに織り込まれており、もうかなり利益が一部の人々に取られているのです

それが、麻生さんが言うように年金資産の運用などで大きくプラスに転じれば将来の年金負担が減るとか言う事があるでしょうが、多分、彼らは高く売りさばく訳ではなく、買い持ちしたままで儲かっていると言う表現をするので、いずれ下がった時に売らざるを得なくなり、結局いい事なし結果となるだけではなかろうか?

と心配します


皆さん、思い出してください

リーマンショックの時、金融が実態経済をぶん廻す、別の言い方をすれば、シッポが頭を振り回すと言われていましたが、その状況は今もほとんど変わっていません

金融は日本国民の所得をすでに先取りしているのです


好景気の所得を先取りしていると言うことは、当然そのつけは景気悪化を先取りすると言う結果を意味します

先取りが行われる以上、長持ちは困難です


お父ちゃんの給料が上がると言われたので、もらう前からローン組んでいろいろなものを買った

でも、上がったのは一年でその後また下がったら、将来は今よりも生活は苦しくなる


と言うのと同じです


景気は良くなると思います



しかし、私の言うデフレの原因である少子高齢化が解決した訳ではありません

このアベノミクスが一巡した所で、デフレの原因が安倍さんら自民党が言う金融緩和だけに問題があるのか?はたまた、私の考えであるのか?はたまた、下請け叩きをする大企業や仕入れ叩きをする大手量販店などにあるのか?

まだまだ、正しい分析には時間がかかりそうですし

少子化の原因分析も蓮舫みたいな少子化大臣が生まれるような日本の政治環境では永遠の課題になってしまいそうです・・・  
Posted by 真野 栄治 at 22:17Comments(0)世情