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2013年05月09日

『対日超党派報告書』

 昨年もこの記事を書いたのですが、最近の日・米・中・韓の動きを見ていると、この想定に近い動きがあるように思います・・・


アメリカのジヨセフ・ナイと言うクリントン時代にCIA長官だったとか言う氏が書いた報告書とされる
『対日超党派報告書』


1、東シナ海、日本海近辺には未開発の石油・天然ガスが眠っており、
  その総量は世界最大の産油国サウジアラビアを凌駕する分量である。
  米国は何としてもその東シナ海のエネルギー資源を入手しなければならない。

2、そのチャンスは台湾と中国が軍事衝突を起こした時である。
  当初、米軍は台湾側に立ち中国と戦闘を開始する。日米安保条約に基づき、
  日本の自衛隊もその戦闘に参加させる。中国軍は、米・日軍の補給基地である
  日本の米軍基地、自衛隊基地を「本土攻撃」するであろう。
  
  本土を攻撃された日本人は逆上し、本格的な日中戦争が開始される。

3、米軍は戦争が進行するに従い、徐々に戦争から手を引き、
  日本の自衛隊と中国軍との戦争が中心となるように誘導する。

4、日中戦争が激化したところで米国が和平交渉に介入し、東シナ海、日本海での
  PKO(平和維持活動)を米軍が中心となって行う。

5、東シナ海と日本海での軍事的・政治的主導権を米国が入手する事で、この地域での
  資源開発に圧倒的に米国エネルギー産業が開発の優位権を入手する事が出来る。

6、この戦略の前提として、日本の自衛隊が自由に海外で「軍事活動」が出来るような状況を形成しておく事が必要である。


 そんな事はあり得ないと、本当にあなたは思いますか?

あれだけ、自分の国の原油を掘らないで来たアメリカが堀りまくっている状況を見れば、漁夫の利を得るにはこれが現実になる事とも思えますが・・・  
Posted by 真野 栄治 at 22:37Comments(0)社会問題