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真野 栄治
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2012年12月31日

2050年の世界

 年末の仕事も終わり、皆さん一年間ご苦労さまでした。

また、1年ご愛読ありがとうございましたm(_ _)m

・・・と

来年の話しではなく、2050年、38年後の世界についてイギリスのエコノミストらが予想した本の一部を紹介したいと思います。

世界の人口は80億人を超えている

ヨーロッパ、日本などは人口が減少する

中国の高齢化比率は日本よりもひどくなり経済はかなりの問題を抱える

アフリカがそこ頃はもっとも経済成長しているだろう


と言った話しなのですが、ちょっと興味深い考え方は『人口の配当』と言う考え方で、どの国も世代の偏りが起こり、日本のように団塊の世代が一気に労働者になった時にその国はもっとも経済成長をする

この時期の事を『人口の配当』ととらえている事である

20代~40代の人口比率が高い国ほど、その時期に経済成長をするチャンスが生まれると言うこと


ですが、その世代が高齢者となり、医療、介護などの時期に入ると『人口の負債』と化すると言う考え方です


これは、先日書いた三橋貴明氏の言っている話しと比べても非常に説得力があり、経済成長と人口は大きく関与していると考えるのが妥当でしょう


今から、日本は『人口の負債』に突入しつつあります

これを打開するには、多数の移民を受け入れ、労働させ、その税収により人口の負債を相殺するか?

人口の負債を次の世代へ廻してしまうか?(現実としてその時に借り換えが出来るかどうかは不明)

最悪のパターンは人口の負債を破綻させてしまう
つまりは、実質的な姨捨山です


この3つしかないと思われます


消費税など増税しても労働者がいないのですから、需給パランスはとれないのです

方法があるとすれば、同世代間扶養、つまりは同世代のお金持ちが同世代の困窮者をまかなうと言う方法でしょうが、後期高齢者医療はそれを考えた制度ではあるもののこの程度の負担では、とても追いつかないでしょう


これは、多分言葉には出しませんが、頭のいい政治家のほとんどは理解していると思います

まぁ、理解していない足りない政治家もいるとは思いますが・・・(--;)(--;)


こういう想定をしてから、今の10兆円、今後の200兆円の景気対策の中身をぜひとも考えてほしいものですが、しがらみの多い政治家には無理かもしれませんね・・・




それでは、皆さん、よしお年を m(_ _)m


   
Posted by 真野 栄治 at 10:14Comments(0)社会問題